カッティングシート
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よくあるご質問(カッティングシート編)

カッティングシートの特性や、使用するシーンやメンテナンスの仕方など、お客様からいただいたよくあるご質問をまとめました。
ご質問についての回答は、サブウィンドウで開きます。
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シートの特性に関して

カッティングシートとはどんなものですか?

車のリアガラスや店舗のショーウィンドウなどに文字のステッカーが貼られているのをご覧になったことがあると思います。あの「切り文字ステッカー」のことを「カッティングシート」といいます。粘着剤つきの塩ビフィルムに、プロッタと呼ばれる機械で切れ込みを入れて制作します。
 切り文字ステッカーとしてだけでなく、看板の文字部分などもこのカッティングシートで作られています。粘着力が強く、素材も劣化しにくいものですから、屋外で使用する用途に向いています。もちろん1枚から製作可能です。

貼ることができる場所、できない場所を知りたい

 カッティングシートは、基本的に表面が平滑な被着体であれば貼る事が出来ます。
 ただし、プラスチック素材の中には、アウトガス発生などの問題で、十分な粘着力が発揮できないもの(塩ビ、ポリプロピレン、ポリカーボネイト等)があります。短期間の貼り付けであれば問題ありませんが、看板用途など長期間の使用をされる場合はご注意下さい。プラスチック素材に貼る場合は、PETやFRP、アクリルなどの素材をお選び下さい。
 平面に限らず、車のガラスやボディなど、曲面にも貼る事が可能です。球体などの三次曲面に貼り込むには、伸びの良いシートを使うことが必要になります。

スノーボードやボートなど、水がつく場所でも大丈夫?

 当社で取り扱っているシートは全て屋外耐候性のものを使用しておりますので、基本的には問題ありません。ただ、表示した屋外耐候の年数(メーカー発表の数値です)は、看板用途として使用した場合の数値ですので、常に水に浸かっていたり、急な温度変化があるような場合では耐久性が落ちてくることが有り得ます。対策として、できるだけ耐候性のよいシートをお使いいただくこと、あまり細い書体・デザインにしないことで剥がれの危険性を低くできるかと思います。
なお、特にスノーボードやスキー板に貼られる場合、ボードワックスの成分が残っていると剥がれやすくなりますので、必ず事前に脱脂してから貼り付けるようにしてください。

貼ったあと、綺麗に剥がすことはできる?

 基本的にカッティングシートは、過酷な環境の中でも剥がれにくいように作られています。シートの糊は時間が経過するほど接着力が強くなっていきますので、貼った直後から1週間程度までの間であれば比較的簡単に剥がすことができますが、それ以降は段々と剥がしにくくなっていきます。特に長期間経過した場合は、剥がした後に糊が残ってしまったりすることもあります。

月ごとに内容の変わる看板や、短期イベント用窓マーキングなど、短期間にどんどん貼り替えていきたい、といった用途の場合は、剥がしても糊残りをしない、再剥離タイプのシートもあります(黒色と白色は常備在庫があります)。
詳しくはお問い合わせ下さい。(但し屋外での対候性はあまり高くありませんのでご注意ください)

製作に関するご質問

作成可能な最大/最小の大きさは?

最大50cm×2m、文字は最小8mm角以上で。

当社で作成可能なカッティングシートの大きさは、最大50cm×2mまでです。長さが2mを超える場合でも作成することは可能ですが、その場合は2枚に分けてのお渡しになります(幅についても同様です)。
最小サイズは、文字の場合で1文字の大きさが8mm角程度までです。但し、明朝体やスクリプト系など、線の細い書体の場合は20mm以上必要な場合もあります。 細い書体やラインは、貼り付けても、ちょっとしたことで剥がれてきてしまうリスクがあります。ラインの線幅が1mmを下回るようなものや、複雑すぎる図形の場合は、製作をお断りすることもございます。細いラインでの製作が必要な場合は、シートの上から、一回り大きなサイズの透明シートで保護するのをおすすめします(当社でご用意できます)。

グラデーションやぼかし等の表現は可能ですか?

グラデーションのない、ベタ塗りデザインなら対応可能です。

 申し訳ありません、できません。グラデーションを使用したデザインをご希望の場合は、シール印刷にて対応しますので、こちらのお見積もりフォームからお問い合わせ下さい。
カッティングシートは、単色のビニールシートを文字や絵柄の形に機械(プロッター)でカットして制作いたします。シート自体に印刷を行うわけではありませんので、グラデーションやぼかしなどの表現はできません。上の図のように、ベタ塗りでグラデーションを使用しないデザインであれば、2色以上を使ったデザインでも対応可能です。

メーカーロゴのレプリカステッカーを作りたい

 国内外メーカー、ブランド、商品名などのレプリカロゴステッカーを製作いたします。
当店ではレース車輌のスポンサーステッカーや、スポーツメーカーのロゴをはじめ、合計約2万点のロゴデータを所有しております。ホームページ上でストックリストの公開はしておりませんので、ご希望のロゴがありましたらお気軽にお問い合わせください。

※商標登録されているロゴマーク等は、登録した企業や団体等に商標権・著作権があります。当店ではお客様指定で制作依頼があった場合、それが商標登録されているものかどうかを判別することは出来ませんので、お客様自身での確認をお願い致します。 また当店では商標権や著作権についての責任は一切負いません。

2色以上を使ったステッカーは製作できますか?

多色タイプカッティングの製作例

 可能です。多色使用の場合は、シートを重ね貼りすることで表現します。例えば黒のシートに白で縁取りを付けたい場合、白シートの上に黒シートを重ねて表現します。1枚のステッカーに何色でも指定することが出来ますが、使用したカラーの数だけ価格がかかってきます。ただし、あまり細かいデザインの場合はお断りすることもございます。
 2色以上でご注文を頂いた場合は、基本的に各色ごとに分割して出力した状態でのお届けとなります(簡単なものであれば当社で貼り合わせます)。貼り付けの際は、お客様の方で重ね貼りしていただく形になります。これは、特に曲面に貼り付ける場合、製作段階で重ね貼りしておいたシートはシワができ易いためです。

シート色見本のページに載っている以外の色で作りたい

掲載したカッティングシート以外にも、多数のカラーバリエーションがあります。

 シート色見本ページに掲載したもの以外にも、多数のシートカラーがあります。例えばカラーシートの場合、掲載した20色以外にも100色以上のカラーバリエーションがあります。また、半透明タイプのシートや蛍光色シート、蓄光シートなどもご用意できます。
 ただし、掲載したカラー以外のシートは常備在庫ではありませんので、価格は少し高めになります。ご希望の場合は、メールにてお問い合わせいただくか、お見積もりフォームからの場合は、備考欄にご希望のカラーをご記入下さい。

デザイン・データ入稿について

既製のデザインはありますか?

既製デザインもたっぷりご用意しました!

 当店では多数の既存デザインを用意しております。 「サンプルデザイン」のページをご覧下さい。文字タイプ、ファイヤーパターンやトライバルパターンなどグラフィックタイプのサンプルを多数用意しています。もちろん、サンプル画像に使用している以外のシートカラー(色見本ページにあるもの)に変更することもできますし、複数のデザインを組み合わせて使うことも可能です。 (※web上に掲載してあるデザインは一部です。掲載したものを含め、トライバルパターン200種類以上、ファイアーパターン750種類以上のデザインを用意しております。詳しくはお問い合わせ下さい)

>>詳しくは、「サンプルデザイン」のページをご覧下さい。

自分でデザインしたロゴや、自分のお店のロゴマークを使いたい。

お客様のデザインされたマーク、あるいはお店やチーム等のオリジナルロゴからカッティングシートを製作する場合、以下の2つの方法があります。

1.データをメールに添付していただく。
2.手書き、もしくは印刷物やプリンタ出力した
 ロゴマークを郵送していただく。

■1.の場合、Adobe Illustrator形式(AI形式・EPS形式)で製作したデータを添付してください。画像データ(BMP、JPEGなど)やWord、Excelなどの形式でも対応可能ですが、データ変換料金(1点につき 1,000円)が必要になります。画像データを添付していただく場合は、なるべく大きなサイズ(幅800ピクセル以上)の画像を添付して送信してください。
■Illustratorでデータ製作された場合は、「CS2以前の形式で保存」していただき、「フォントのアウトライン化」を行っておいてください。アウトライン化を行わない、あるいは他のアプリケーションソフトで製作された場合、フォント環境の違いにより、お客様が指定された書体が使えないことがあります。

■2.の場合は、当社にて送っていただいたロゴをトレースしてデータ化することになりますので、トレース作業料金(1点につき 2,000円)がかかります。どちらの場合も、一度製作したものをリピート注文いただいた場合は、作業料金は不要です。

>>詳しくは、「データ入稿について」のページをご覧下さい。

パソコンデータからの製作はできますか?

 カッティングシートはAdobe Illustrator形式(AI形式・EPS形式)のデータから製作いたします。それ以外のデータ形式からでも製作は可能ですが、追加料金がかかります。

Illustratorをお持ちの場合

 データをメール添付で送信していただければ製作できます(必ず、フォントのアウトライン化を行って下さい)。当社ではAdobe Illustrator CS2にて作業しておりますので、CS3以降のヴァージョンで製作された場合は、お手数ですがCS2以前の形式にて保存してください。この場合、データ製作にかかわる費用は発生しません。

Illustratorをお持ちでない場合

 JPEGやBMP等の画像ファイル形式、あるいはWordなどのファイルから製作することもできますが、この場合当社にてIllustrator形式に変換する必要があるため、データ変換料金(1,000円/1点につき)がかかります。画像ファイルの場合は、ある程度大きなサイズで製作してください(幅800ピクセル以上を目安にしてください)。Word形式などの場合は、お客様がデザインに使用された書体が当社にない場合があります。この場合は、FAXもしくは郵送にて出力物を送っていただくか、当社にある書体で置き換えて製作することになります。

オリジナルロゴやマークのデザインはしてもらえますか?

多色タイプカッティングの製作例

 はい、可能です。入れたい文字やイメージをお伝え下さい。また、お客様が手書きでデザインされたラフをロゴマークとしてブラッシュアップすることもできます。“○○のロゴに近いイメージで”というようなご依頼もお受けできます。あるいは、サンプルデザインの○○を使ってデザインして欲しい、といったご依頼でも結構です。デザイン料は、1点につき5000円程度とお考え下さい。

2種類以上の書体を使って製作したい

複数書体の組み合わせサンプル

 可能です。詳しくは「書体加工オプション」のページを参照してください。使用フォントの数が増えることで値段が変わってくることはございません(フォントごとにシートカラーを変える場合は別料金になります)。ご注文の際は、どの位置にどの書体を使用するかをお知らせください。書体の組み合わせ方次第で、ちょっとしたロゴマーク風に仕上げることもできます。お見積もりフォームをご利用の場合、書体リストでは1種類しか選択できませんので、備考欄にご希望の書体をご記入いただくか、製作イメージを添付ファイルとして送信して下さい。

書体見本にある以外のフォントを使って製作したい

書体見本ページに掲載した以外にも、個性的なフォントがいろいろ!

 掲載してあるもの以外にも数多くの書体を取り揃えております(特に欧文書体)。「○○のような書体が使いたい」といったご希望があれば、お問い合わせ下さい。お客様の方で入手されたフリーフォントがあり、その書体をお使いになりたい場合、フォントファイル自体をメール添付でお送りいただければ対応できます(必ず書体の使用条件をご確認ください、フリーフォントでも再配布を禁じているものもあります)。

傾きや反転・縁取りなどの書体加工はできるの?

文字加工オプション

 傾き、白ヌキ、反転、縁取りなど、各種書体加工が可能です。「傾き+アウトライン」「傾き+縁取り」といった組み合わせも可能です。ほとんどの書体加工オプションは、無料で指定できます。また、アーチ状に変形する、ウェーブ状に変更するなど、ここに掲載したもの以外の加工サービスもあります。詳しくは「書体加工オプション」のページをご覧下さい。
※縁取りは2色のシートを使用する関係上、2色分の価格がかかります。

>>詳しくは、「書体加工オプション」のページをご覧下さい。

貼り方・メンテナンスについて

シートをうまく貼るコツを知りたい。

まずは、被着面をきれいに掃除しておくことが大切です。被着面とシートの間にホコリや髪の毛などが入ると、仕上がったときにその部分だけが盛り上がってしまいますから、念入りに掃除をしましょう。

シートを貼る際には、貼り込み用のスキージ(ホームセンターなどで入手できます)があると便利です。仮止め用にマスキングテープを用意しておくと位置合わせが楽になります。また、車のバイナルグラフィックなど、大型シートを貼る際には「水貼り」という工法をおすすめします。この場合は、霧吹き、水、中性洗剤、ゴムベラ、ウエスor雑巾(水を拭き取るため)が必要になります。車のボディなど鉄部に貼る場合は位置固定のためにマグネットがあると便利です。

車やバイクなどに貼る場合は、晴れ、もしくは曇りの日に屋外で作業してください。極端に温度が低い時はシートの粘着力がうまく発揮されないため、できるだけ避けてください。

>>詳しい貼り方については、こちらのページをご覧下さい

シートを貼る際に、なにか準備するものはありますか?

用意しておきたい道具

用意しておきたい道具

用意しておきたい道具は、基本的には上の3つ。貼り付け面がキレイな状態なら、スキージだけでもOKです。

「スキージ」は、貼り込むのに使うヘラ状の道具です。カッティングシートには糊がついていますので、手で貼る事も可能ですが、スキージを使うことで貼り付け面に均一に力が加わり、シワや気泡が出にくくなります。

「中性洗剤入りの水」は、「水貼り」をする時に使います。水と中性洗剤(台所用洗剤が中性です)を200:1程度の割合で混ぜ、写真のように霧吹きに入れておきます

「ウエス」。水貼り時に水分を拭き取ったり、空貼り時に、事前に貼り付け面をキレイにしたりするのに使います。タオルや雑巾でも可能ですが、毛足が飛び散らないものを選びましょう。

※この他、マスキングテープ、定規、カッター、ゴムベラ、ゴムローラーなどもあると便利です。

>>詳しい貼り方については、こちらのページをご覧下さい

シートをそちらで施工してもらうことは可能ですか?

 作業スペースの問題もあり、当社では基本的にクルマ、バイク等の持ちこみ施工は行っておりません。申し訳ありませんが、貼り付け作業はお客様ご自身でお願い致します。例外として、立て看板や小型看板など、当社で貼り付け対象を取り寄せさせていただく場合は、当社で施工を完成させてお渡しいたします。

貼ったあとのお手入れについて知りたい

多色タイプカッティングの製作例

 カッティングシートに使用されている糊は、作業性を重視して、貼った直後(初期接着力)はそれほど強くなく、少しづつ時間をかけて接着力を増していくように設計されています(水貼りで貼った場合は特に)。もちろん、こすったりしなければ剥れてくることはありませんが、例えばクルマに貼ってから数日以内に自動洗車機を通した場合、剥れてしまう危険性があります。この期間は、自動洗車機のご利用はお避け下さい。それ以降であれば、まず問題ありません。


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